那須秀至展
ー 呼吸する絵画 ー

憧れ、過去と記憶、衝動、時間と空間が私の抽象絵画の主題である。
日本を離れ永い間描く事を放棄した制作に力を注いでいたのですが、白い壁に囲まれた生活の所為か、壁に窓を穿つ欲求が常に付き纏いました。
いつの間にか自分にとっての創作の意義と言うものが、白壁に付着したシミやホコリが自然現象(空気、水、光と熱)と時間が作り出した美しい模様と同期する気の受け渡し(呼吸)の所作が創作行為となりました。
水平・垂直の視線がここ数年のシリーズ絵画となる一方、天地の視線は鏡池のオブジェに成就したようです。

2013年4月12日(金)− 4月28日(日)

12:00〜19:00(土曜、日曜〜18:00) 月曜休廊


那須秀至 「無題」

2012年 顔料、ワックス、和紙、綿布 90×130×4cm ¥600,000-


那須秀至 「無題」

2004年 顔料、ワックス、和紙、綿布 60×90×5cm ¥300,000-


那須秀至 「無題」

2011年 顔料、ワックス、和紙、綿布 55×80×2cm ¥220,000-


1 9 7 7 年からドイツを中心に3 6 年にもわたってヨーロッパで精進し、活躍し続ける那須秀至のすばらしい絵画展を当画廊の空間への那須コールに応えて開催することになりました。
皆様の御来廊をこころからお待ち申し上げます。
金子多朔

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